4月28日に協力会社の安全担当者を含む約50人が参加した、
安全衛生協議会を開きました。
社長の山下が、昨年度の労働災害ゼロの達成、新型コロナ対策を報告。
「今年度も安全面・衛生面からも油断する事なく、交通安全対策を含め皆さまのご協力をお願いします。今年度もご安全に」と呼び掛けました。
令和3年度の安全表彰では、工事の現場代理人と協力会社に感謝状の贈呈
協議会に参加し、無事故・無災害に向けて気持ちが引き締まりました。
ア) 事業者又は総括安全衛生管理者による職場巡視
イ) 労働衛生旗の掲揚及びスローガン等の掲示
ウ) 労働衛生に関する優良職場、功績者等の表彰
エ) 有害物の漏えい事故、酸素欠乏症等による
事故等緊急時の災害を想定した実地訓練等の実施
オ) 労働衛生に関する講習会・見学会等の開催、
作文・写真・標語等の掲示、
その他労働衛生の意識高揚のための行事等の実施
今月は、北海道太平洋東部地区落石沖魚礁設置工事の
安全パトロールに山下専務と行きました。
工事名には落石となっていますがブロックは花咲港のヤードで製作したので、
花咲港の現場事務所に向かいました。
あいにく、この日の午後は風が強く作業は中止となっていたので、
事務所と起重機船の感染防止対策を重点的に点検しました。
事務所の玄関に掲示してました。注意喚起です。
まずは入口にある自動で出るおしぼりで、手を拭いてからアルコール消毒。
他にも、予備のマスク、フェイスガード、非接触体温計が用意されています。
※写真のフェイスガードは、私のパトロール用でMyフェイスガード。
机やミーティングテーブルにも飛沫防止としてシートで間仕切りしています。
※書類点検後に撮影したので、テーブル上が書類やファイルがそのままです。
机の上はパソコンやプリンタ、書類で乱雑にみえますが、
工事も終盤になるとどの事務所も大抵このような環境になります…。
ゴミ箱のゴミ回収状況と周辺も点検。
ゴミ箱からゴミが溢れていませんし、分別もされています。
ゴミ箱の外側も汚れていません。
※amazonの箱には不要ダンボール回収箱として利用。
次は防波堤に停泊している起重機船内をパトロール。
歩み板の上を歩いて起重機船に乗船。
船内のミーティングルームの出入口2個所に、自動アルコール噴霧器を設置。
船員は、毎日の検温と血圧測定で体調を記録し管理してます。
今回のパトロールでは、事務所・起重機船内での感染拡大防止対策が
されていることが点検できました。
これからも感染防止対策として清潔さを保ち、会社・現場が取り組んでいきます。
将来の根室を担う子供達に建設業を身近に感じてもらい、
少しでも建設業へ憧れを抱いてもらうきっかけづくりとして、
花咲港小学校の生徒16名を招き、10月7日に根室の花咲港で現場見学会を開催しました。
工事名:根室港(花咲地区)外1港ケーソン製作その他工事
受注者:勇・真壁・本田経常建設共同企業体
ヘルメット、救命胴衣、手袋と現場見学準備を終えた生徒たちに、
現場代理人による港の役割や見学するケーソン製作工事の説明。
こちらの青い大きなものは、フローティングドックと呼ばれる凹字型作業船。
巨大なコンクリート製のケーソンを製作するための海に浮かぶ製作場です。
ケーソンとは、防波堤や岸壁を作る際に使う鉄筋コンクリートでできた箱型の構造物のことです。
まずは、フローティンドッグの周囲から生コン打設状況の見学。
ケーソン製作の現場では、高い所で作業できるように何段も足場が組まれ、
その内側では、ケーソンを強くするために鉄筋が組まれ、箱型にするために型枠が組立てられています。
ポンプ車(中央に写っている)が、ミキサー車(左端に写っている緑色)から、生コンクリートを配管やホースを通じて、型枠の中に流し入れている状況が生コン打設状況です。
フローティンドッグの中で、実際に間近で見てもらい説明。
ケーソンを強くするために鉄筋が組まれますが、鉄筋の結束方法を実演。
現場を監督する弊社の主任技術者が担当しました。
製作し完成したケーソンは海上に浮かべて設置場所まで曳航(引っ張って移動)します。巨大な箱型のコンクリートのケーソンが、フローティンドッグからどのように海に浮かぶのかを模型と水槽を使って説明。
なんと!フローティンドッグ自体がが海に沈むのです。その際にケーソンが浮力で海に浮かぶので、設置したい場所まで他の船が引っ張って行きます。この後、フローティンドッグは、自力で浮上します。
重機の活躍をバックホーで、このレバーを動かすとココが動くよと、操作説明。
生徒たちは実際にバックホーの座席に座ってレバーを握り試乗。
アニメの操縦席でロボットを操っている主人公みたい!と喜んでくれました。
最後は、フローティンドッグをバックに記念撮影。
見学会を通じて港の役割や、普段立ち入れない建設現場を間近で見て体験することで、人々が安全に暮らせて、漁業の活動で街も豊かになっていくことが学んでもらえたと思います。そして今後、工事現場をみたときに今日の体験を思い出し、建設業を身近に感じてくれたのなら、私たち建設業界に携わる者として嬉しく思います。
花咲港小学校の生徒のみなさん、ありがとうございました。